行政書士試験の勉強はいつから始める?開始時期別の勉強法を一発合格者が解説

行政書士試験

行政書士試験を受けてみようと思ったものの、

「勉強って、いつから始めればいいんだろう?」
「半年くらいでも間に合う?」
「やっぱり1年前から始めた方がいい?」

と迷っている人もいるのではないでしょうか。

行政書士試験は毎年11月に行われるので、前年の11〜12月頃から始めれば、約1年間勉強できます。

では、1年前から始めないと厳しいのかというと、そんなことはありません。

私が行政書士試験の勉強を始めたのは4月。法律初学者でしたが、約7か月の勉強で一発合格できました。

もちろん、始めるのが遅くなるほど使える時間は少なくなります。

1年前から始める人と、7月・8月から始める人が、同じペースで勉強するのは難しいですよね。

この記事では、行政書士試験を

・1年前から始める場合
・半年〜7か月前から始める場合
・7月・8月から始める場合

に分けて考えてみます。

「自分なら、いつからどんなペースで勉強すればいい?」と迷っている方は、参考にしてみてください。

行政書士試験の勉強はいつから始めればいい?

時間に余裕を持ちたいなら、1年前から始めるのが安心です。

基礎を勉強して、問題演習をして、直前期には苦手なところを復習する。これだけの期間があれば、かなり余裕を持って進められます。

とはいえ、「1年前から始めるのが正解」とまでは思いません。

私自身は4月スタートでしたし、それでも本試験までに必要な勉強はできました。

逆に、1年前から始めても、毎週ほとんど勉強できなければ時間は足りなくなるかもしれません。

結局のところ、

「何月から始めるか」だけではなく、本試験までに何時間くらい勉強できそうか

も一緒に考えた方がいいと思います。

ここからは、スタート時期ごとに見ていきます。

1年前から始める|時間をかけて勉強したい人

前年の11〜12月頃から始めれば、本試験まで約1年あります。

法律を初めて勉強する人でも、最初からかなり急いで進める必要はありません。

分からないところに戻ったり、苦手科目に時間をかけたりできるのも、早く始めるメリットです。

ただ、個人的には「早く始めれば始めるほどいい」とも思いません。

1年って、実際かなり長いんですよね。

最初から飛ばしすぎると途中で疲れてしまったり、「まだ時間がある」と後回しにしてしまったりすることもあります。

1年前から始めるなら、短期間で一気に勉強するというより、本試験まで続けられるペースを作ることも意識しておきたいところです。

1年前から始める場合のスケジュール例

時期主な内容ポイント
11〜1月憲法・民法の基礎固めテキスト1冊を繰り返し、全体像をつかむ
2〜4月行政法中心のインプット得点源科目を早めに押さえる
5〜7月過去問・答練期問題演習で「使える知識」に変える
8〜9月苦手克服・記述対策模試を活用して精度を上げる
10〜11月直前総まとめ条文・判例・基本書を回して最終確認

1年を「前半(〜4月):基礎期」と「後半(5月〜本試験まで):実戦期」に分けると、流れが整理しやすいです。

もちろん、この通りに進める必要はありません。

使う教材や講座によっても進め方は変わるので、「1年間ならこのくらいのペース」という目安として見てください。

半年〜7か月前から始める|私は4月スタートでした

私が行政書士試験の勉強を始めたのは4月です。

11月の本試験まで約7か月。

しかも、それまで法律を本格的に勉強した経験はありませんでした。

今振り返ると、7か月は「かなり短い」というほどではないけれど、のんびり勉強できるほど長くもなかったと思います。

私は独学ではなく通信講座を利用して、講義を受けながら問題演習を進めました。

直前期になると、苦手なところを復習したり、記述式対策をしたり。

その時期によって、やることもかなり変わりました。

「4月から始めて、実際に何をやったの?」というところは、別の記事で詳しく書いています。

行政書士試験は7ヶ月で合格できる?一発合格した勉強スケジュールを公開

半年〜7か月くらい残っているなら、こちらの方が具体的なイメージをつかみやすいと思います。

7月・8月から始める|残り3〜4か月ならどうする?

では、7月や8月から始める場合はどうでしょう。

ここまで来ると、少し話が変わります。

本試験まで残り3〜4か月。

1年前や4月から始める人と同じように勉強していたら、時間が足りなくなる可能性があります。

だからこそ、

「全部やらなければ」

と考えるより、

「残された時間で何を優先するか」

を先に考えた方がいい。

教材を何冊も増やしたり、細かいところまで完璧に理解しようとしたりするより、合格に必要なところから優先して進める必要が出てきます。

このあたりは、別の記事にまとめました。

行政書士試験は7月から勉強して間に合う?4か月で合格を目指す勉強法

7月・8月からその年の試験を目指す方は、こちらを読んでみてください。

独学か予備校かも、早めに考えておきたい

もうひとつ、勉強を始めるときに迷いやすいのが、

「独学でやる?」
「予備校や通信講座を使う?」

という問題です。

私は通信講座を使いました。

法律初学者だったので、教材を自分で選んで勉強の順番まで考えるより、最初からカリキュラムに沿って進める方が自分には合っていると思ったからです。

ただ、行政書士試験は独学で合格する人もいます。

なので「予備校を使った方がいい」と一律に言うつもりはありません。

ただし、スタートが遅い場合は少し事情が違います。

教材を比較したり、勉強方法を試行錯誤したりしているうちにも、本試験は近づいてきます。

残された期間も考えながら、自分で勉強を組み立てるのか、カリキュラムを利用するのかを決めるといいと思います。

私が独学ではなく予備校を選んだ理由や、それぞれの違いはこちらにまとめています。

行政書士試験は独学と予備校どっち?法律初学者の私が予備校を選んだ理由

早く始めるなら「続けること」も考えておく

1年前から勉強を始める場合、時間があることは大きなメリットです。

でも、その時間をちゃんと使えるかは別の話。

長く勉強していると、

「今日はあまりできなかった」
「予定より遅れている」
「最近ちょっとやる気が出ない」

という時期も出てきます。

私も資格試験の勉強を続けてきましたが、毎日予定どおりに進むわけではありません。

そこで意識したいのが、次の3つです。

完璧にやろうとしない

予定していた勉強ができない日もあります。

そこで「もうダメだ」となるより、次の日からまた続ける。

長期間の勉強では、そのくらいの方が結果的に続きやすいと思います。

最初から休む日も作っておく

毎日勉強する前提で予定を組むと、どこかで無理が出ます。

休んだことに罪悪感を持つくらいなら、最初から休む日も予定に入れてしまう。

その方が気持ちを切り替えやすくなります。

ときどき全体の進み具合を見る

毎日の勉強だけ見ていると、予定から少し遅れただけでも焦ります。

私は、1か月くらいの単位で、

「今どこまで進んでいる?」
「予定より遅れている?」
「次は何を優先する?」

と確認するくらいでいいと思います。

勉強を続けるために私が実際にやめたことについては、こちらの記事にもまとめています。

資格勉強を続けるコツ|私がやめた3つの習慣でモチベが戻った話

まとめ|「いつから」だけで決めなくていい

行政書士試験の勉強を始めるなら、時間に余裕がある方が進めやすいのは確かです。

1年前からなら、基礎からじっくり取り組めます。

半年〜7か月くらいなら、私自身が合格したスケジュールもひとつの参考になると思います。

7月・8月からなら、残り3〜4か月。ここからは、何を優先するかがかなり大事になってきます。

ただ、

「○月までに始めなかったから、もう遅い」

と、開始時期だけで決める必要はありません。

まず確認したいのは、本試験まであと何か月あるのか。そして、その間に自分はどれくらい勉強できそうなのか。

そこが分かれば、自分に合った勉強の進め方も考えやすくなります。

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