独学より予備校を選んでよかったと思う理由|行政書士試験を通じて感じた「違い」

行政書士試験

行政書士試験の勉強を始めるとき、私は最初から予備校一択でした。
「独学でもいける」という噂もネットでは見かけたけれど、やるからには確実に一発で合格する可能性を高めたい。
そう思って、迷わず予備校を選びました。

結果的にこの選択は、私にとって正解でした。
予備校を利用してみて初めてわかった独学と予備校の一番の違いは「安心感」。
このカリキュラムをちゃんとこなせば大丈夫と思えて、迷いがなくなったことが合格に近づく大きな要因だったと思います。

なぜ最初から予備校を選んだのか

行政書士試験は、科目数が多くてボリュームが大きい試験です。
民法・行政法・憲法・商法・一般知識……と、範囲がとにかく広い。
最初に学習の方向を間違えると、修正するのが大変そうだなと思いました。

それに、法律初学者にとって法律科目って、理解できるようになるまでのハードルが高い。
あとで繋がるから、初めは分からなくてもどんどん進めるのがいい、って聞くけど、このまま進めていいの?って不安になる。
だから、最初から人に教わる前提で進めた方が、自分には合っている気がしました。

あと単純に、「独学で失敗してから切り替えるより、最初から時間を買った方が早い」と思ったんですよね。
時間を無駄にしたくなかった、というのが本音です。
独学でできる人って尊敬します。

予備校に通って実感した「独学との違い」

勉強のリズムが自然にできる

予備校のいちばんの強みは、リズムがあることだと思います。
講義スケジュールがあるから、「今日は何を勉強しようかな」と迷う時間がない。
独学のときによくある「今日はちょっと疲れたから後で…」が減ります。

自分でペースを決めるのって意外と難しいんですよね。
でも、予備校のスケジュールに乗っかるだけで、自然と勉強のリズムができていく。
私にはこの仕組みがすごく合っていました。

「わかった気がする」じゃなくて「腑に落ちる」

予備校に通ってよかったと思う瞬間は、「あ、そういうことか!」と腑に落ちたとき。

テキストを読んでるだけだと、「わかったつもり」で終わることが多いんですよね。
でも講師の説明って、例え話や実務の話を交えてくれるから、頭に残る。
ただの暗記じゃなくて、ちゃんと理解できる感覚になります。

たとえば、「行政行為の取消と撤回の違い」を講師が人間関係に例えてくれたとき、「ああ、そういうことか」と一瞬で整理できた。
この“腹落ちする瞬間”があるのが、予備校の大きな価値だと思います。

モチベーションの維持がラク

これは意外だったんですが、モチベーションの維持が思った以上にラクでした。

先生の何気ない一言が、ほんとに励みになるんですよね。
「ここはみんな苦手なんですよ。焦らなくて大丈夫」とか、そういう言葉に何度も救われました。

「次の講義を早く受けたい」と思える感覚。
これが、独学ではなかなか得られない“続ける力”でした。

予備校の中でも“講師との相性”がいちばん大事

予備校に通ってみて実感したのは、同じ教材でも講師が違うと別の授業みたいになるということ。

テンポ、声のトーン、例え話の出し方、板書の整理。
どれも講師によって全然違う。

相性の良い先生に出会えたときは、「この先生の授業なら頑張れる」と思えます。
逆に、合わないと「全然頭に入ってこない…」となってしまう。

教材も大事だけど、“誰に教わるか”。
それが予備校を選ぶうえで、いちばん重要なポイントでした。

予備校を選ぶときに意識してよかったこと

•   体験講義を複数見て比較する(YouTubeや公式サイトを利用)
•   説明が自分のペースに合うかどうか(速すぎず、遅すぎず)
•   声や話し方が心地よいか(長時間聴いても疲れない)

最初に「森T」の体験講義を見たとき、「この先生の授業なら最後まで続けられそう」と感じました。
その直感を信じて正解でした。

結局、私が感じた「独学との最大の違い」

独学は、自由だけど孤独。
予備校は、費用はかかるけど、伴走者がいる安心感がある。

行政書士試験の勉強は長くて、孤独になりがちです。
でも、講師という“伴走者”がいてくれることで、続ける力が生まれる。
私にとって予備校は、「知識を得る場所」であると同時に「迷いなく勉強を続けられる仕組み」でした。

まとめ|「誰に教わるか」で合格までの道が変わる

独学が合う人もいるし、予備校が合う人もいる。
でも私は、最初から予備校を選んで本当によかったと思っています。

特に、相性のいい講師を見つけることができて、勉強が“苦行”から“楽しみ”に変わりました。
行政書士試験は長いマラソン。
自分に合う講師に出会えたら、それだけで道がぐっと明るくなります。

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