行政書士試験は独学と予備校どっち?法律初学者の私が予備校を選んだ理由

行政書士試験

「行政書士試験は独学でも合格できる?」

「予備校や通信講座を利用したほうがいい?」

行政書士試験の勉強を始めるとき、まず悩むのが「独学か予備校か」ではないでしょうか。

行政書士試験は独学でも合格を目指せる試験です。実際に独学で合格している人もいるため、合格するために予備校や通信講座の利用が必須というわけではありません。

それでも私は、法律初学者だったこともあり、独学ではなく予備校の講座を利用することにしました。

結果として、4月から本格的に勉強を始め、実質約7ヶ月の学習で行政書士試験に一発合格しました。

ただ、最初から予備校選びがうまくいったわけではありません。最初に申し込んだ大手資格予備校では講師との相性が合わず、勉強がほとんど進まないという経験もしています。

この記事では、法律初学者だった私がなぜ独学ではなく予備校を選んだのか、実際に利用して感じたメリット・デメリットなどを紹介します。

なお、私は独学ではなく予備校を利用して合格したため、独学について自分の合格体験として語ることはできません。その点も踏まえて、独学と予備校のどちらが向いているのかを考えてみます。

行政書士試験は独学でも合格できる?

行政書士試験は、独学でも合格を目指せます。

市販のテキストや問題集も多数販売されていますし、予備校や通信講座を利用することが合格の必須条件ではありません。

ただし、独学と予備校・通信講座では、勉強の進め方がかなり違います。

独学の場合は、教材選びから勉強する順番、学習スケジュールまで基本的には自分で決める必要があります。

一方、予備校や通信講座なら、合格までのカリキュラムが用意されているため、それに沿って勉強を進めることができます。

どちらが正解というよりも、この違いを踏まえて、自分がどちらの方法なら勉強を進められそうかを考えることが大切です。

私が独学ではなく予備校を選んだ3つの理由

私は行政書士試験を受験すると決めたとき、独学ではなく予備校の講座を利用することにしました。

理由は、大きく分けて3つあります。

1.法律初学者だったから

一番大きかったのは、法律を本格的に勉強した経験がなかったことです。

行政書士試験では、民法や行政法、憲法などの法律科目を勉強します。

法律初学者だった私は、テキストを読んだだけで正しく理解できるのか不安がありました。

それなら最初から講義で説明してもらったほうが、理解しやすいのではないかと考えました。

2.どうしても一発で合格したかったから

私は、受験するからには一発で合格したいと思っていました。

もちろん、予備校を利用したからといって合格できるわけではありません。最終的に勉強するのは自分です。

それでも、教材を探したり勉強方法を試行錯誤したりする時間をなるべく減らして、試験勉強そのものに時間を使いたいと考えました。

3.勉強の進め方で遠回りしたくなかったから

法律初学者の場合、「何から始めればいいのか」自体がよくわかりません。

どの科目から勉強するのか。

インプットと問題演習をどう進めるのか。

記述式対策はいつから始めるのか。

条文はいつから読めばいいのか。

今振り返ると、勉強を始めた頃の私は、こうしたことをほとんど知りませんでした。

予備校を利用すれば、少なくとも合格までの基本的な道筋は用意されています。

自分でゼロから勉強方法を設計しなくていいことは、法律初学者だった私には大きなメリットでした。

独学のメリット・デメリット

独学の大きなメリットは、やはり費用を抑えられることです。

予備校や通信講座を利用する場合と比べれば、市販のテキストや問題集を中心に勉強するほうが費用は少なく済みます。

また、自分のペースで勉強できるのもメリットです。

すでに知っているところは早く進め、苦手なところには時間をかけるなど、自分で自由に調整できます。

一方、デメリットは、教材選びや学習計画も自分で考える必要があることです。

勉強していてわからないことが出てきたときも、基本的には自分で調べて解決しなければなりません。

「この勉強方法で合っているのかな?」

「今の時期にこれをやっていて大丈夫?」

と迷ったときに、自分で判断する必要があるのも、独学の難しいところだと思います。

予備校・通信講座のメリット・デメリット

予備校や通信講座のメリットは、合格までのカリキュラムが用意されていることです。

講義、テキスト、問題演習などがある程度セットになっているため、「次に何をすればいいのか」で迷うことが少なくなります。

また、法律初学者にとっては、難しい法律用語や判例、条文などを講師に噛み砕いて説明してもらえることも大きなメリットだと思います。

私自身、テキストだけを読むよりも、講義で具体例を交えて説明してもらうことで理解できたことがたくさんありました。

一方、デメリットとしてまず挙げられるのは、独学より費用がかかることです。

講座によって料金は異なりますが、市販の教材を使って独学する場合と比べると、どうしても費用は高くなります。

もう一つ注意したいのが、講師との相性です。

どんなに評判のいい予備校や講座でも、講師の教え方や話し方が自分に合うとは限りません。

私自身、この「講師との相性」で一度予備校選びに失敗しました。

予備校選びで一番大事だと思ったのは「講師との相性」

私は最初、某大手資格予備校の講座に申し込みました。

ところが、講師との相性が自分には合わず、講義を見ること自体がだんだん苦痛になってしまいました。

結果として勉強はほとんど進まず、途中で講座を変えることになります。

その後、4月から資格スクエアの「森Tの1年合格講座」を受講し、本格的に勉強を再スタートしました。

森Tの講義は法律初学者だった私にもわかりやすく、何より講義を見るのが楽しかったので、どんどん進めることができました。

この経験から、予備校を選ぶときは、知名度や評判だけでなく「この先生の講義を何ヶ月も受け続けられそうか」を確認することがとても大切だと感じています。

可能であれば、申し込む前に実際の講義を見て、自分との相性を確認することをおすすめします。

独学が向いている人・予備校が向いている人

では、どちらを選べばいいのでしょうか。

私自身は予備校を利用して合格したので、独学受験について自分の経験から評価することはできません。

その前提で考えると、独学は次のような人に向いていると思います。

・できるだけ費用を抑えたい
・資格試験の勉強に慣れている
・自分で教材や勉強方法を調べられる
・自分で学習計画を立てて進められる
・わからないことを自分で調べるのが苦にならない

一方、予備校や通信講座は、次のような人に向いていると思います。

・法律を初めて勉強する
・何から勉強すればいいかわからない
・教材選びや学習計画で迷いたくない
・講義で説明してもらったほうが理解しやすい
・勉強方法について相談できる環境がほしい

それでも迷う場合は、「自分で勉強の道筋を作れるか」を一つの判断基準にするといいと思います。

市販教材を選び、試験日から逆算して学習計画を立て、わからないことがあっても自分で調べながら進められそうなら、独学という選択肢があります。

一方、「何を・いつ・どの順番で勉強すればいいのかわからない」という場合は、予備校や通信講座を利用するメリットが大きくなります。

私が利用した予備校について

私は最終的に資格スクエアの「森Tの1年合格講座」を利用しました。

森Tの講義やテキスト、実際に利用して感じたメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

資格スクエアの行政書士講座が気になる方は、公式サイトで現在の講座内容や無料講義を確認できます。

▶ 資格スクエア行政書士講座の詳細を見る

約7ヶ月でどんな勉強をした?

私は4月から本格的に勉強を始め、本試験まで実質約7ヶ月で合格しました。

4〜5月は講義、6〜8月は肢別過去問、9月以降は5肢選択問題や記述式対策など、時期によって勉強する内容を変えています。

実際の勉強スケジュールはこちらの記事にまとめています。

まとめ|独学か予備校かは「自分で勉強の道筋を作れるか」で考える

行政書士試験は独学でも合格を目指せるため、必ずしも予備校や通信講座を利用する必要はありません。

独学か予備校か迷ったら、一つの判断基準になるのが「自分で勉強の道筋を作れるか」だと思います。

教材を自分で選び、試験日から逆算して学習計画を立て、わからないことも調べながら進められそうなら、独学という選択肢があります。

一方、「何を・いつ・どの順番で勉強すればいいかわからない」という場合は、予備校や通信講座を利用するメリットが大きいと思います。

私自身は法律初学者だったことに加えて、一発で合格したかったため、教材選びや勉強方法で試行錯誤するより、合格までの道筋が用意された予備校を選びました。

そして実際に利用して感じたのは、予備校を選ぶなら「どこを選ぶか」も大切だということです。

特に講師との相性は、長期間勉強を続けるうえで重要だと感じました。

独学か予備校か迷っている方は、まず「自分で学習計画を立てて進められそうか」を考えてみてください。

難しそうだと感じるなら、予備校や通信講座の講義を実際に見て、自分に合う講師がいるか確かめてみるのも一つの方法です。

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