2026年度の司法書士試験が終わりました。
今年で2回目の受験。午前30問、午後20問で、基準点落ちでした。
受験をやめるか、続けるかと悩むことなく、来年、3回目に向けて頑張ることにしました。
本試験が終わって少し落ち着いてくると、当然ですが「で、来年に向けてどうやって勉強する?」という問題が出てきます。
今年と同じ勉強をしていたら、来年も同じ結果になるかもしれない。
そこで、司法書士試験3年目に向けて、今までの勉強方法を見直すことにしました。
まずは今年の本試験を自分なりに振り返ってみました。
そのうえで、予備校の先生にも相談してみることにしました。
今回は、そのときに何を相談したのか、そして先生からどんなアドバイスをもらったのかを書いてみます。
まずは、自分なりに今年の課題を分析してみた
今年の本試験を振り返って、自分で「ここが問題だった」と考えたのは、主に次の3つです。
- 過去問演習の量が不足していた
- 知識があやふやなところが多かった
- 科目ごと、論点ごとの知識のつながりが弱かった
中でも、一番大きかったと思うのが過去問演習です。
「テキストでアウトプット」というのを、楽なほうに勝手に解釈して、過去問をほとんどやっていませんでした。
テキストを読んだり、講義を受けたりして、「分かったつもり」になっていた部分もあったと思います。
でも、本試験で実際に問題を解いてみると、知識が出てこない。
見たことはあるのに、問題になると判断できない。
そんなことがかなりありました。
そこで、来年はまず過去問演習をしっかりやる必要があるのでは、と考えました。
ただ、ここで一つ悩みが出てきました。
「この状態なら、もしかして基礎講座からもう一度やり直したほうがいいのでは?」
2回受験しているとはいえ、知識が十分に固まっている自信があるわけではありません。
だったら、もう一度インプット講義を受けて、体系的に勉強し直したほうがいいのか。
それとも、テキストと過去問を中心に、自分で立て直せるのか。
この判断が自分ではつかなかったんです。
そこで、予備校の先生に相談してみることにしました。
予備校の個別相談を受けてみた
最初に相談したのは、LECの森山先生です。
せっかく相談できる機会なので、聞きたいことをあらかじめ整理しておきました。
私が相談したのは、こんなことです。
- 自分の失点分析・課題認識は合っているか
- 基礎講座を再受講したほうがいいか
- 択一は独学中心で進めてもいいか
- 記述対策講座は受けるべきか
- 答練はいつから始めればいいか
- 今の自分が最優先で改善すべきことは何か
- この1年をどう設計すればいいか
今思えば、かなり質問が多いです。
相談時間は20分だったので、全部を細かく聞けるわけではありません。
それでも、今後の勉強方法についてかなり気になっていたので、できるだけポイントを絞って聞きました。
「インプット講義に逃げてはダメ」
最初に言われたのが、
「インプット講義は不要」
ということでした。
正直、これは少し意外でした。
自分では、知識があやふやだから、もう一度講義を受けたほうがいいのではないかと思っていたからです。
ところが先生からは、
「あなたに必要なのは、しっかり暗記すること。もう一度インプットを増やす段階ではなく、知識を使える状態にしましょう」
とのこと。
さらに、
「インプット講義に逃げてはダメ」
とも言われました。
これはかなり耳の痛い話です。
でも、思い当たるところはあります。
分からないところがあると、
「もう一度講義を見れば分かるようになるかも」
と思ってしまう。
講義を見ていると、勉強している感じもします。
でも、私の場合、今必要なのは新しい知識を大量に入れることよりも、すでに勉強してきたことを確実に使える状態にすることなのかもしれません。
まずは過去問をやる
では、具体的に何をするのか。
先生からは、
「テキストを見ながらでいいので、まず過去問演習」
というアドバイスでした。
そして、
過去問を解く
↓
分からないところはテキストに戻る
↓
該当箇所を確認する
↓
ケータイ司法書士で暗記する
という流れです。
かなりシンプルです。
でも、今の私には、この「シンプルなことをきちんとやる」のが必要なのだと思います。
記述対策も、講座は必要ない?
記述についても相談しました。
私は2025年目標で、TAC姫野先生の記述式対策講座を受講していました。といっても、かなり消化不良でしたが。
もう一度受講すれば、理解が深まるかもという期待はあります。
でも、択一の過去問もしっかりやらないといけない。
そこにまた講座を追加すると、結局どちらも中途半端になってしまう可能性もある。
そんな心配もありました。
森山先生からは、
「記述対策も講座は不要」
と言われました。
10月からの答練で演習を積み重ねればいい、というアドバイスでした。
ここでも、講義を増やすより、問題を解いて実戦力をつける方向です。
もう一人の先生にも相談してみた
後日、TACの姫野先生にも相談しました。
こちらでは、もう少し具体的に講座選びについても聞きました。
今年の本試験結果は、
- 午前択一30問
- 午後択一20問
記述については、不動産登記法で債務者住所移転をしなかったこと、商業登記法で登記できない事項を2つとも間違えたことなどを伝えました。
そのうえで、
- 上級本科生(インプット講義あり)まで必要なのか
- 記述式対策講座をもう一度受けたほうがいいか
- 答練はいつから始めればいいのか
- 最初に強化すべき科目は何か
などを相談しました。
年内に固めること
姫野先生は、
「答練受講でOK。インプット講座は受けなくていい」
という回答でした。
ここでも、基礎から講義を受け直す必要はないという判断です。
そして、年内は択一の過去問演習。
まずは主要4科目をやる。
マイナー科目は年明けからでいい。
という方針でした。
私としては、特に苦手な不動産登記法から始めようと考えていたので、それでいいかも聞いてみました。
先生からは、「それでOK」と言われたので、まず不動産登記法から進めていこうと思います。
マイナー科目はどうする?
私はマイナー科目にも苦手意識があります。
でも、全部を最初から完璧にしようとすると、主要科目の勉強が遅れてしまいそうです。
その点については、
「まずは主要4科目をやることが大事」
とのことでした。
マイナー科目は、基本的に年明けからでいいが、苦手意識があるなら、年内にとりあえず1週間くらい集中してインプットして、その後に問題を解いてみる。
そこで「思ったより大丈夫そうだから、本格的には年明けからやろう」という感触を掴むのもあり、というアドバイスでした。
これは、今の自分には合っている気がします。
最初から全部を完璧にしようとせず、優先順位をつけて進めていく。
このあたりも、3年目の勉強では意識したいところです。
記述式は、まず手持ちの講座をやり直す
記述については、姫野先生から、
「2025年目標で受講した記述式対策講座の理論編と実践編を自分でやる」
というアドバイスをもらいました。
新しい記述講座を追加するのではなく、すでに持っている教材を使う。
これなら教材を増やしすぎることもありません。
まずは手元にあるものをきちんと消化する。
これも今の自分には大事だと思っています。
答練は年内から受ける?それとも1月から?
答練については、年内から始めたほうがいいのか、それとも過去問を優先したほうがいいのか、かなり悩んでいました。
今年は過去問演習が不足していたので、答練を早く始めることで、また過去問が後回しになるのが心配だったからです。
姫野先生からは、年内は過去問を優先して、1月から答練を始める形でOKと言われました。
2人の先生に相談して、共通していたこと
2人の先生に相談して、細かい部分には違いがありましたが、共通していたことがあります。
それは、もう一度最初から講義を受け直すという方向ではなかったことです。
むしろ、
- 過去問を解く
- あやふやな知識を固める
- 必要なことを暗記する
- 記述も実際に問題を解く
- 答練で演習を積む
という、かなり地道な勉強が中心でした。
結局、そこなのか。
という感じです。
3年目は、勉強の「量」だけではなく「やり方」を変える
2回受験してみて、今感じているのは、
「もっと勉強しなければ」
ということだけではありません。
「勉強のやり方を変えなければいけない」
ということです。
特に私の場合、
「まったく知らない」
というより、
「知っているつもりだけど、問題になると答えが出てこない」「知識が曖昧で、迷う」
ということが多い。
だから3年目は、
インプットを増やすことより、
「解く」
「思い出す」
「確認する」
「覚える」
という勉強を増やしていきたいと思っています。
もちろん、実際にやってみたら、
「この方法、思ったよりうまくいかないな」
となる可能性もあります。
そのときは、また修正すればいい。
3年目は「分かったつもり」で終わらせず、問題で使える知識に変えることを意識して進めていきます。
来年こそ合格するつもりで、頑張ります。
