Macで使える会計ソフト、どれを選ぶ?
以前は「Mac対応の会計ソフトが少ない」と言われていましたが、いまはクラウド型サービスの普及により、Macユーザーでも快適に使える環境が整いました。
この記事では、2025年10月時点で青色申告に対応している主要3社(マネーフォワード/freee/やよい)の会計ソフトを、料金・機能・サポート面からわかりやすく比較します。
Macユーザーは「クラウド型会計ソフト」一択
クラウド型の最大の魅力は、OSを問わずブラウザで使えること。
インストール不要で常に最新版にアップデートされ、税制改正にも自動で対応してくれます。
クラウド型を選ぶメリット
- MacでもWindowsでも同じ操作性で利用できる
- 常に最新バージョンに自動更新される
- スマホやタブレットでも入力・確認が可能
- データはクラウド保存でバックアップ不要
一方、従来のインストール型ソフトはWindows専用が多く、Macでは動作が安定しないケースもあります。 これから始めるなら、クラウド型を選ぶのが安心です。
マネーフォワード クラウド確定申告
特徴
- 銀行・クレカ・電子マネーとの連携数が業界トップクラス
- e-Taxに対応し、電子申告までスムーズに完結
- 自動仕訳・レポート機能で日々の経理を効率化
料金(税抜き)
- パーソナルミニ:年額 10,800円
- パーソナル:年額 15,360円
- パーソナルプラス:年額 35,760円(電話サポート付き)

年払いプランのほか、月払いも選択できます。
向いている人
- 銀行連携や自動仕訳で効率化したい人
- 複式簿記や帳簿管理に慣れている人
freee 会計
特徴
- 簿記の知識がなくても使えるシンプル設計
- スマホアプリが使いやすく、レシート撮影から経費登録までスムーズ
- AIによる自動仕訳提案で入力作業を大幅に短縮
料金(税抜き)
- スターター:年額 11,760円
- スタンダード:年額 23,760円
- プレミアム:年額 39,800円(税務サポート付き)
※ 消費税申告機能は「スタンダード」以上のプランで対応しています

クラウド確定申告ソフトのfreee会計 | やさしい確定申告ソフト
シェアNo.1のクラウド確定申告ソフトfreee会計(フリー会計)。青色申告や白色申告に対応。月980円からご利用可能。初めての方や個人事業主の方でも簡単に確定申告の必要書類を自動作成できます。
向いている人
- スマホ中心で会計処理を済ませたい人
- 自動化・効率化を最優先にしたい人
やよいの青色申告 オンライン
特徴
- 初めてでも使いやすい、シンプルで直感的な操作画面
- 初年度無料キャンペーンを実施中
料金(税抜き)
- セルフプラン:年額 10,300円(初年度無料)
- ベーシックプラン:年額 17,250円(初年度無料)
- トータルプラン:年額 30,000円(初年度半額)

サポート内容によってプランが分かれています。※2026年1月から料金改訂予定。
向いている人
- コストを抑えてシンプルに使いたい人(初年度無料は大きい)
- 丁寧な電話サポートで操作の疑問を解消したい人(ベーシック以上)
Mac対応クラウド会計ソフト比較表(2025年10月時点)
項目 | マネーフォワード | freee | やよい |
---|---|---|---|
自動仕訳・連携 | ◎ | ◎ | ○ |
電子申告対応 | ○ | ○ | ○ |
スマホアプリ | ○ | ◎ | ○ |
消費税申告 | プランにより対応 | スタンダード以上 | 全プラン対応 |
サポート体制 | 上位プランで電話可 | プレミアムで税務サポート | ベーシック以上で電話可 |
初年度無料 | - | - | ○ |
年額(税抜き) | 10,800円〜 | 11,760円〜 | 10,300円〜 |
まとめ|Macユーザーにおすすめの会計ソフトは?
Macで青色申告をするなら、クラウド型会計ソフトが断然おすすめです。 どのサービスも確定申告に対応していますが、重視するポイントによって最適な選択が変わります。
- 自動化・スマホ重視派: freee 会計
- 機能と安定性のバランス重視派: マネーフォワード クラウド確定申告
- コスパ・安心感重視派: やよいの青色申告 オンライン
どのサービスも無料体験ができます。
実際に触ってみて「自分が使いやすい」と感じたものを選ぶのがベストです。